OpenOffice Calcでオリジナル関数を作る方法

OpenOfficeはオリジナルの関数を作る事ができます。
既存の関数だけでも結構便利ですが、対処できないくらい複雑な機能や特殊な機能が必要になった場合には独自に作れます。

プログラム言語はJavaScriptやPythonやBeanShellも対応していますが、今回はOpenOfficeではマイクロソフトのExcelではVBAと呼ばれている物にあたるOpenOfficeBasicでプログラムを組んでみます。



OpenOfficeBasic

OpenOfficeCalcでオリジナル関数を作る01
上部メニューの「ツール」→「マクロ」→「マクロの管理」→「OpenOffice Basic」を選びます。

OpenOfficeCalcでオリジナル関数を作る02
「OpenOfficeBasicマクロ」ダイアログが開くので「マクロの記憶先」を選択し「新規作成」ボタンを押します。
「新しいモジュール」ダイアログが表示されるので名前を決めて「OK」ボタンを押します。

OpenOfficeCalcでオリジナル関数を作る06
するとマクロ編集ダイアログが表示されます。
ここにプログラムを書きます。


今回は引数をひとつ持つ単純な関数を例にします。
関数の定義の仕方は…

Function testFunction(datas As String) As String

testFunction = "返値"

End Function

こんな感じです。
関数名のtestFunctionに入れた値がセルに戻る値です。

これを保存すると完成です。
これだけでセルの方に反映されるようになります。

OpenOfficeCalcでオリジナル関数を作る04
このように「=testFunction(“引数”)」とセルに入力すると「返値」と表示されます。

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