phpの変数の宣言の仕方と使い方

phpでは値を代入できる変数が定義できます。

具体的にいうと変数とは数値や文字列の情報を変数という箱に一時保存して、それを計算したり加工したりしても何度も利用出来きる機能です。




phpの変数の宣言の仕方と使い方

phpの変数の宣言の仕方と使い方

例えばhtmlのフォームを作る場合、フォームから送られる値はhtmlタグを外したり改行コードを変換したりと加工が必要な場合が多いので、フォームを扱うのに必須の機能です。

まず変数の宣言です。

●「$」の後に名前として頭文字が数字ではないユニークな文字列を使用します。

例1:

$A00;

これで$A00という箱を作りました。

●変数は宣言時に値を入れておく事もできます。

例2:

$A00=20;

これで$A00という変数に20という値を入れました。
上の様に、数値を入れると「数値型変数」と定義されます。

●数値型変数は計算式を使い計算に使う事ができます。

例3:

$A00+=15;  //    $A00に15を足す
$A00-=15;  //    $A00から15を引く
$A00*=2;   //    $A00に2をかける
$A00/=2;   //    $A00を2で割る
$A00%=10;  //    $A00を10で割った余りを$A00に入れる

$A00=10+20;//  $A00に10+20の結果を入れる
$A00=10-20;//  $A00に10-20の結果を入れる
$A00=10*3; //  $A00に10×3の結果を入れる
$A00=10/3; //  $A00に10÷3の結果を入れる
$A00=10%3; //  $A00に10÷3の余りを入れる

●計算には定数だけではなく、他に自分で宣言した変数を使う事もできます。

例4:

$B=23;
$A=$B-5;

この場合、$Aが18になります。

●変数は数値以外にも文字を代入もできます。

例5:

$S02="abc";

この場合、$S02という箱にabcという文字が入った事になります。
上の様に、文字を代入すると「文字列型変数」として定義されます。

●文字列型変数は数値型変数とは使用できる演算子は違います

例6:

$S02="abc";        // $S02にabcという文字列を入れます。
$S02.="abc";       // $S02の最後にabcを文字列を追加します。
$S02="abc"."def";  // abcの最後にdefを追加した文字列を$S02に入れます。(結果はabcdefが入る)

●計算には定数だけではなく変数を使う事もできます。

例7:

$S1="abc";
$S2="def";
$S=$S1.$S2;

この場合$Sの値は「abcdef」となります。

●date等の関数の値を代入して利用する事ができます。

例8:

$A=date("i");
print $A;

date(“i”)は二桁で分を00~59の数字を返す命令なので、現在何分なのかを$Aに入れられ
それがprint命令で表示されます。

変数は便利ですが増やしすぎると管理が面倒になる点があります。
次回は、この変数をまとめて整理する事が出来る「配列」を紹介します。

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