タスクバーにアプリケーションのショートカットを入れると素早く起動する事が出来るもので大変便利です。
Exeファイルなどの実行可能なファイルはタスクバーにドラック&ドロップといった方法や、
実行するとアイコンがタスクバーに表示されるので、そのアイコンを右クリックしてメニューを出し「タスクバーにピン留めする」を選択するといった方法などがあります。
しかし.VBSファイルや.Batファイルは、それでは上手く設置する事ができません。
.Batファイルはタスクバーにドラック&ドロップしても無効になりますし、.VBSファイルは「Windows Script Host の設定」というものが表示されるショートカットになって起動できません。
これの解決方法は幾つかあるのですが、おそらく手っ取り早い解決方法が「コマンドプロンプトを起動して、それをタスクバーにピン留めして、そのショートカットファイルを編集する」です。
Windows10でタスクバーに.Vbsファイルや.Batファイルを入れる方法
1. VBSファイルやBATファイルのショートカットを用意する
まず、VBSファイルやBATファイルのショートカットファイルを作成します。
目的のVBSファイルやBATファイルを右クリックしてメニューを出し、「ショートカットの作成」を選びます。
作ったショートカットファイルを右クリックしてメニューを出し「プロパティ」を選びます。
これでショートカットの内容が表示されたダイアログが表示されます。
2. タスクバーにコマンドプロンプトをピン留めする
タスクバーの1番左にあるWindowsキーを右クリックし、メニューを出しコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトのアイコンがタスクバーに表示されるので、このアイコンを右クリックしてメニューを出し「タスクバーにピン留めする」を選択します。
もう一度タスクバーに表示されたアイコンを右クリックしてメニューを出し、その「コマンドプロンプト」の部分を右クリックします。
するとさらにメニューが出るので、プロパティと書かれた項目を選択します。
これでショートカットファイルのパス指定などが編集するダイアログが表示されます。
3. 1.で表示した内容を 2.へコピーする
「リンク先」と「作業用フォルダ」にパスの情報を写します。
4. ショートカットの名前も修正する
2.で表示したダイアログの「全般」のタブを選択します。
1番上のアイコンの右側のテキストボックスが、このショートカットの名前になりますので、好みの名前に変更しましょう。
これで「OK」ボタンを押せば完成です。
タスクバーの中のショートカットが入っているフォルダは…
ちなみにタスクバーの中のショートカットは
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
に入っています。
ただし、ここに直接ショートカットファイルを新たに置いてもタスクバー上に現れないので注意です。