Pythonの変数は動的型付けというphpと同じく自動で割り振られるタイプです。
ただし配列の宣言は予め宣言しておかなければなりません。
今回はPythonでの配列の宣言の仕方を記しておきます。
配列
配列の宣言
ary=[]
これでaryが配列になります。
ただし、中身が無いのでインデックス指定して参照する事がないです。
ary=[] print(ary)
これで配列の要素全てを表示する事ができます。
宣言したばかりでは「[]」が表示されるだけです。
値を配列の最後に追加する append
ary=[] ary.append(5) ary.append("aaa") print(ary[1]) print(ary)
appendで配列に数値、文字を追加する事ができます。
これでインデックスから参照もできるようになりprint(ary[1])でaaaと表示されます。
またprint(ary)では「[5,’aaa’]」と表示されます。
値を配列の途中に追加する insert
ary=[] ary.append(5) ary.append("aaa") ary.insert(1,"bbb") print(ary)
insertで配列に数値、文字を指定した場所に追加する事ができます。
insertの第1引数に追加する場所を示すインデックス番号、第2引数が追加する文字・数値です。
この場合、print(ary)で[5, ‘bbb’, ‘aaa’]と表示されます。
値を配列から指定したインデックスの要素を削除する pop
ary=[] ary.append(5) ary.append("aaa") ary.pop(1) print(ary)
popで指定した配列の要素を削除する事ができます。
popの第1引数に削除する要素を示すインデックス番号を入れます。
この場合、print(ary)で[5]と表示されます。
値を配列の要素を削除する remove
ary=[] ary.append(5) ary.append("aaa") ary.append(6.5) ary.append("aaa") ary.remove("aaa") print(ary)
removeで指定した配列の要素を削除する事ができます。
この命令1回で先頭から最初の要素1個のみを削除されます。
removeの第1引数に削除する要素を示す内容を入れます。
この場合、print(ary)で[5, 6.5, ‘aaa’]と表示されます。
初期値を持たせた配列の宣言
ary=[5,9,"aaa",-1.5] print(ary)
「,」で区切れば数値、文字のどちらも入れる事ができます。
print(ary)では「[5,9,’aaa’,-1.5]」と表示されます。
二次元配列の宣言
ary=[[0 for p in range(5)] for q in range(2)] print(ary)
forループで0からrangeのインデックスを持った二次元配列を作成します。
この場合では[[0, 0, 0, 0, 0], [0, 0, 0, 0, 0]]の配列の作成です。