OpenOffice Calc でオートフィルタを設定する方法

OpenOffice Calcにはフィルタ機能というものがあります。
このフィルタとは条件によりデータを抽出する機能です。

OpenOffice Calcのフィルタにはオートフィルタ・標準フィルタ・特殊フィルタの
3種類ありますが今回はオートフィルタの設定方法を紹介します。


OpenOfficeCalcオートフィルタ (1)
オートフィルタはドロップダウンリストから指定した条件に合致した項目を表示する機能です。
ドロップダウンリストのボタンをクリックすると表示する条件を指定できます。

ドロップダウンリストの中にあるリストは「すべて」・「トップ10」・「標準フィルタ…」・項目に書かれている情報の4種類です。

「すべて」を選ぶと全てが表示します。
項目が数字な場合は「トップ10」で数字が大きい物を10個表示します。
ただし、並び替えはしませんし、項目が数字以外は何も表示されなくなります。

「標準フィルタ…」はフィルタの条件をユーザーが指定する標準フィルタの条件入力を使います。
標準フィルタについての説明は「OpenOffice Calc で標準フィルタを設定する方法」に記します。

OpenOfficeCalcオートフィルタ (4)
項目に書かれている情報は、同じの内容の項目群を表示する項目です。
この「種別」ドロップダウンリストを押した例では
「種別」の列の「A」と「B」の2種類が選択候補になります。

Aを選択した場合はAが種別列に書かれた項目のみが表示されるように
Bを選択した場合はBが種別列に書かれた項目のみが表示されるようになります。

このオートフィルタは複数の条件を追加する形でドロップダウンリストを複数押せます。

OpenOfficeCalcオートフィルタ (5)
例えば、「数字」列で「トップ10」を「種別」列でAを選べば2つの条件を満たす項目が表示されるようになります。

設定方法は…
OpenOfficeCalcオートフィルタ (8)
まず、設定したいセルを選択します。

OpenOfficeCalcオートフィルタ (2)

そして上部のメニューの「データ」を開き、「フィルタ」の「オートフィルタ」を選択します。
これだけで設定されます。

OpenOfficeCalcオートフィルタ (3)
ただし、項目の先頭行に数値があると「この範囲には列の項目欄が含まれていません。1行目をみなしてよろしいですか。」と聞かれ「はい」か「いいえ」と問われるダイアログが表示されます。

*Apache OpenOffice4.1.1では「はい」を押しても「いいえ」を押しても設定されますが…。

オートフィルタの設定解除の方法は…
OpenOfficeCalcオートフィルタ (9)
ドロップダウンリストのあるセルを選択して
OpenOfficeCalcオートフィルタ (10)
上部のメニューの「データ」を開き、「フィルタ」の「オートフィルタ」を選択します。これで解除されます。
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