OOpenOffice CalcにはExcelVBAのようにプログラムを作って実行させる機能があります。
それをOpenOfficeBasicと言います。
ExcelVBAとの違いとしてはフォームのコントロール部分での違いがあるようで通常モードではちょっと上手くいきませんでした。
なので今回はVBA互換モードで作成します。
OpenOfficeBasicでIEを起動させる方法
そんなOpenOffice Basicですが、ExcelVBA同様、IEの操作をすることができます。
ワンクリックで自分のWordPressへログインできたら楽かもしれない、という野望を持ちつつ挑戦してみました。
ここではそのOpenOfficeBasicでのIE操作の詰まったところや説明など何回かに分けてしていきたいと思います。
まずは、IE操作をするにしても起動しなければ始まらない、と言うわけで今回は起動をさせる方法です。
前回記事→OpenOffice Calc のOpenOfficeBasicをVBA互換モードにする方法
OpenOfficeBasicでのIE起動方法
OpenOfficeBasicを利用すればマクロからでもURLを指定してWebブラウザのIEを起動させる事ができます。
OpenOffice Calcのボタンと結びつければ、ボタンを押すだけで指定のサイトを開けます。
Dim objIE As Object Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application") objIE.Visible = True objIE.navigate "http://ここにURLを書く"
命令の流れとしては…
objIEという変数を定義して、ここにCreateObjectでIEを起動させるよう命令しています。
objIE.VisibleにTrueを入れる事で可視化します。
objIE.navigateに文字列でURLを指定します。
これだけでIEを指定のURLで開くことが出来ました。
これでWordPressのログインページを開いたとして、次にやりたいことといえば、ユーザー名とパスワードを自動で入力させる事です。
といった訳で、次回に続きます。