iMacrosはMozilla Firefoxを自動操作する事ができるツールです。
利用できるのはiMacrosのオリジナル形式の.iim形式ファイルとJavaScriptが使えます。
基本的にJavaScriptで全体を操作し.iimファイルを参照する感じで作る事になります。
説明だけでは少し解り難い。
そこで今回は簡単なサンプルを作成してまとめてみます。
googleで検索するサンプル
Firefoxでgoogleのトップページに行き、特定のワードで検索するiMacrosのサンプルです。
まずJavaScriptで.iimを参照させる方法のサンプルとして.iimファイルの「#sub.iim」とJavaScriptの「main.js」を用意します。
#sub.iim
CLEAR URL GOTO=https://www.google.co.jp/ TAG POS=1 TYPE=INPUT:TEXT FORM=ID:tsf ATTR=ID:lst-ib CONTENT={{SearchCharacter}} WAIT SECONDS={{waittime}} TAG POS=1 TYPE=BUTTON FORM=ID:tsf ATTR=NAME:btnG
キャッシュをクリアした後にグーグルのトップページを開きます。
そしてJavaScriptから送られたウエイト時間分だけ待ち、JavaScriptから送られたワードで検索をします。
main.js
var randtime=(Math.floor(Math.random()*100))/10; iimSet("waittime",randtime); iimSet("SearchCharacter","検索"); iimPlay("#sub");
main.jsは実行する為のJavaScriptのファイルです。
これは.iimファイルにウエイト時間と検索する文字列を送ります。
ウエイト時間はJavaScriptの命令で0.0~10.0の値を渡し、検索する文字は”検索”という文字を渡します。
配置
このように配置します。
仮にフォルダを作り、その中に配置する場合はmain.js内の「iimPlay(“#sub”);」の.iimファイルの指定はフォルダを追加して「iimPlay(“「入れているファルダ名/」#sub”);」となるように指定します。
実行
実行するには「main.js」にカーソルを合わせ「Play」ボタンを押します。
実行するとグーグルのtopページが開かれ、ランダムな秒数で待ち、「検索」の文字で検索をします。
検索が終わるとマクロも停止されます。