pythonにもソースコードを見やすくするコメントアウト機能ももちろんあります。
他にも関数を定義する事も別のファイルから参照する事も可能です。
そういった機能をまとめて紹介したいと思います。
コメントアウト
1行コメントアウト
#ここがコメントアウト
# コメントアウト
「#」の後がコメントアウトされます。
複数行のコメントアウト
""" ここがコメントアウトされる """ ''' ここがコメントアウトされる '''
“””コメントアウト文“””
”’コメントアウト文”’
「”””」と「”’」の囲った間がコメントアウト文になります。
関数
関数の宣言
def func(mojidata,numdata): print("関数の実行部分")
def 関数名():
def 関数名(引数1):
def 関数名(引数1,引数2,引数3,…):
関数の宣言は「def 」の後に関数の名前を入れ(と):の間に引数を,で区切って複数入れられます。
引数は配列でも変数でも構いませんし、無くても構いません。
返値のある関数の宣言
def func(): print("関数の実行部分") return "返値" moji=func()
return 返値
関数中に「return 」を書き、「return 」の後に返値を書くだけです。
受け取るには
受け取る変数=関数()
で受け取れます。
クラス
クラスの宣言
class GenerateText(object): moji="クラスの変数" def message(self,num): print(self.moji+num) def message2(self2): print("xyz") generator = GenerateText() generator.message("abcd") generator.message2()
class クラスの名前(object):
クラスはC++の様に内部に変数や関数などを含むオブジェクトです。
pythonのクラスでは内部関数に第1引数として内部変数を受け取るものが必要になります。
また、この第1引数に入った変数に.を付ければ内部変数を参照する事が可能です。
モジュール
別の.pyファイルを参照する方法
import pythonfile
import 拡張子無しの.pyファイル名
この場合同じフォルダに入っているpythonfile.pyを参照します。
モジュールの中の一部の関数のみインポートする
from pythonfile import func1
from モジュール名 import クラス名等
「from」の後のモジュールの中から「import」のクラス名等で示された機能のみインポートします。
直接実行された場合のみ実行する部分
if __name__ == '__main__': print("実行する部分")
if __name__ == ‘__main__’:
ここにネストされた物はpyファイルをダブルクリック等で起動させた場合にのみ実行させる部分となります。
文字コードをutf-8で書く
# -*- coding: utf-8 -*-
ソースコードの先頭にこれを書く事でutf-8の文字コードで書く事ができます。
VBS等を起動する方法
import os os.system("Vbs.vbs")
.vbsファイルや.batファイルを起動させます。
ただし起動した物が終了するまで待つので注意。