phpは条件次第で別々の処理を実行させる事が出来ます。
条件分岐とは例えばシューティングゲームで、自機が敵の弾に当っている場合はゲームオーバー
当っていない場合はゲーム続行といった感じに、ある条件にしたがって処理を変える事です。
それを行うのがifとelseです。
条件分岐文
■if(条件式) { } else { }
書き方はこんな感じです。
if(条件式)
{
}
else
{
}
条件式が正しい場合にはif後の{}の中の命令文を実行します。
条件式が間違っている場合にはelse後の{}の中の命令文を実行します。
また、else部分は省略できます。
if(条件式)
{
}
else部分が無い場合は条件式が間違っていると何もしなくなります。
条件式は2つの定数もしくは変数の比較です。
例えば「$a==1」とか「$a!=$b」のように表記します。
条件式が正しい場合には「==」「!=」「>」「<」「>=」「<=」があります。
・==
左側と右側が等しい場合に「正しい」になります。
・!=
左側と右側が等しくない場合に「正しい」になります。
・>
左側と右側が等しくなく、左辺が大きい場合に「正しい」になります。
・<
左側と右側が等しくなく、右辺が大きい場合に「正しい」になります。
・>=
左側と右側が等しいか、左辺が大きい場合に「正しい」になります。
・<=
左側と右側が等しいか、右辺が大きい場合に「正しい」になります。
実際に書くと、こうなります。
<?php $a=10; if($a<=5) { print "aは5以下です。"; print "<br>"; } else { print "aは5より上です。"; print "<br>"; } ?>
このプログラムはaに入った値が5以下なのか、5より上なのかを
判定する物です。
この場合、$aの初期値は10になっています。
ifで$aが5以下が条件式なので
「条件が外れ」です。
よってelseの方へ判定が飛び
「aは5より上です。」
と表示されます。
$aの初期値を5以下にすると
「aは5以下です。」
と表示されます。
if文はhtmlフォームで入力された値で処理を分けたい場面で使えます。
例えば送信ボタンを押した時にフォームの項目にデータがない場面等の判定で使います。
その他if文は条件によって分岐したい場面で色々と活用できます。
次は変数や配列に要素が有るか無いかを調べる方法を紹介します。