Pythonのループ処理と書き方

Pythonにも、もちろん繰り返し命令があります。
しかし、書き方はVBSやC++と比べると独特です。

そこでPythonでのループ処理の仕方を記しておきます。



ループ命令

for

for p in range(5):
    print(p)

list=[0,2,5,5]
for p in list:
    print(p)

Pythonでのfor文は
for 変数 in rangeもしくは配列 :
です。
Pythonのネスティングは{や}で囲むという物ではなく半角スペース4個「    」を文の先頭に入れるといったタイプになっています。
2重の場合は8個、三重の場合は12個と、そのネストの数だけ入れる必要があります。

専用のエディタIDLEでならTabキー1回で半角スペースが4個入るので入力で混乱する事は少ないかと思われます。

rangeはrange(開始する数値(省略化 省略時は0),終了までの数値,ステップ数(省略化 省略時は1))
繰り返す度に変数にrangeもしくは1次元配列で指定した値が次々入り繰り返されます。

while

p=0
while p<4:
    p=p+1
    print(p)
 
p=0
while True:
    p=p+1
    if(p>4):
        break
    print(p)

Pythonでのwhile文は
while 比較演算またはTrue :
です。
比較演算で答えがブール型のTrueである限りループします。

このサンプルではpの値が4を超えるとループを抜けるようになっています。

ちなみにforとwhileともにbreak命令でループを抜ける事ができます。

forループでの注意

Pythonではfor文は繰り返しの度に予め用意されている数値にセットされ直されます。

例えば

for p in range(0,3,1):
    for q in range(3):
        print("条件達成")
        p=999

この場合「条件達成」の文字が9回表示されforのループも抜けません。
Pythonでのfor文は他の言語のように使えない事に注意しましょう。

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