日本語URLとはURLのドメイン部分が日本語で登録されたURLです。
勿論、日本語だけしか使えない訳ではなく、国際化ドメイン名といった多言語ドメイン規格の中の一つなので、他の「ω」のようなギリシャ文字や「д」のようなキリル文字等も使えます。
そして、これ等も組み合わせる事も出来るので、よくある顔文字等でのURLも可能です。
つまり「(・ω・).com」みたいなのも可能という事です。
ただし、半角の「(」等の記号や半角のカタカナが使えないので
全角「(」等の記号や全角のカタカナにする必要がありますが…
といった感じで、なかなか面白そうな日本語URLですが他にも制限があってトップレベルドメインが
「jp」「com」「net」「cc」「tv」「asia」「biz」「tel」「ac」「co」「la」「pw」
である場合でなければ使用できない等あります。
日本語URLの登録の仕方
日本語URLを実際に登録する際には日本語ではなく「xn--」で始まるアルファベットと数字を組み合わせた「日本語では無い」文字列を使います。
この文字列はPunycode(ピュニコード)と言う物で
Unicodeで書かれた日本語をエンコーディングする事で得られます。
例えば「日本語url.jp」をPunycode変換して得られる文字列は
「xn--url-s08fl0dtz6h.jp」のようになります。
この「xn--url-s08fl0dtz6h.jp」で登録すると「日本語url.jp」の
ドメインで登録になります。
最近ではこの日本語URLが検索した結果でも良く見られるようになりました。
従来のアドレスより視認しやすく面白いです。
次回以降、この日本語URLをエンコードとデコードするフォームを作っていきます。
まずはピュニコード変換する為に必要なPEARというライブラリをレンタルサーバーにインストールする手順を説明します。