GIMPには集中線を簡単に書く機能があります。
よく漫画等で見る、この画面中央に向かって線が延びるコレみたいな物がそうです。
使い方
使い方は簡単で、上部のメニューの「フィルター」を展開し「下塗り」の「集中線」を選択します。
これで、この「Script-Fu:集中線」のダイアログが表示されます。
しかし稀にGIMPのメインウインドウの裏側に出てしまう場合があります。
その場合はウインドウズバーのGIMPアイコンを押す等してアクティブにする必要があります。
何度か押してもダイアログが出ないなぁ~と思ったらウインドウズバーを確認です。
それぞれのパラメーターは…
「線数」集中線の線の数です。
「鋭さ(角度)」この数値を大きくすると線の根元が太くなります。
「オフセット半径」中心の空白部分の広さです。小さくすると絵の中心まで線が引かれます。
「複雑度」この数値が大きいと線のバラつきが大きくなります。
これらを入力して「OK」ボタンを押せば現在選択しているレイヤーに黒の線が書かれていきます。
この集中線機能は画面の中心にしか描けませんが、透明なレイヤーに描けば集中線を歪ませて下の方とか右上とかに集中の中心を変更する事ができます。