マウスレコーダーはマウスやキーボードの操作を記録し、それを任意のタイミングで再生する機能を持っています。
例えばエクセル等の表計算ソフトにデータをペーストした際にデータの種類毎にセルの位置を並び替える処理等が自動且つ高速に行う事ができるようになります。
このような1列に3種類のデータが並んでいる場合に
このように3列に並び代える操作を自動でする事もできます。
操作を取得する方法
まず、マウスレコーダーを起動させます。
そして、「記録」のボタンをクリックすると記録が開始されます。
マウスを動かすと
MV 20 1258 684
といった感じにマウスの動きが記録されます。
マウスをクリックすると
LEFT_DOWN 100 1258 684 LEFT_UP 202 1258 684
のようにクリックの情報が記録されます。
キーボードを入力すると
KEY_DOWN 41 786 627 770 A KEY_UP 41 159 627 770 A
のようにキー入力の情報が記録されます。
記録したい動作が取得できたら「停止」ボタンをクリックします。
これで、操作情報が取得できました。
操作を再生する方法
マウスレコーダーの取得した操作情報を再生するには「再生」のボタンをクリックします。
すると記録通りにマウスが動きだします。
記録の最後まで動作すると終了となります。
また、途中でマウスを動かすとキャンセルするかを尋ねるダイアログが表示されます。
操作をセーブする方法
マウスレコーダーの上部メニューの「ファイル」から「上書き保存」か「名前を付けて保存」を選択します。
「名前を付けて保存」の場合はファイル保存の場所を指定するダイアログが表示されるので、そこから任意の場所に指定します。
これで「.dat」という拡張子のセーブファイルが作成されます。
操作をロード方法
マウスレコーダーの上部メニューの「ファイル」から「開く」を選択します。
ファイルを指定するダイアログが表示されるので、ここから「.dat」という拡張子の操作が保存されたファイルを指定します。
すると、そのファイルに記録されている情報がロードされます。