Windows10にはコマンドプロンプトのコマンドで修復する機能がいくつかあります。
例えばWindows10のハードディスクの調子が悪いのが直るかもしれない「チェックディスク」を実行する方法で記した「chkdsk」や、Windows10のシステムファイルが壊れているかもしれない時に直す方法に記した「sfc」などがあります。
今回は「sfc」のようにPCの中のバックアップデータから修正するのでは無く、Windows Updateのデータと比較してWindows10を修正する「Dism」コマンドの使い方を記してみたいと思います。
管理者権限付きコマンドプロンプトを起動する
Dismコマンドを実行するには管理者権限付きでコマンドプロンプトを起動する必要があります。
起動するにはWindows10のハードディスクの調子が悪いのが直るかもしれない「チェックディスク」を実行する方法を参考ください。
Dismコマンドでオンラインからシステムファイルを修正する方法
コマンドプロンプトを管理者権限付きで起動したらDismコマンドを起動します。
Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth |
Windows10のイメージファイルをチェックだけします。 完了までちょっと時間が掛かります。 |
DISM /Online /Cleanup-image /Restorehealth |
Windows10のイメージファイルをチェックし問題があれば修正します。 完了までちょっと時間が掛かります。 |
/Onlineというオプションがありますが、これは実行中のOSのシステムに対して操作するという意味なのでインターネットに接続していなくても実行する事ができます。