Windows10では2017年10月あたりのアップデートからペイント3Dという画像編集ソフトが従来のペイントから取って代わり標準となったようです。
実は、このペイント3Dを使えば以前書いたWindows10でアイコンファイルを作成する方法では作れなかった透明部分付きのアイコンのファイルが作れます。
透明部分付きのアイコンはフリーソフトなどでも作成する事ができますが、Windows10のデフォルトの機能でも作る事ができるようになったのは便利ですね。
ただ、ちょっとだけコツがいりますが…
そこで今回は、その透明部分付きアイコンを作る方法を記しておきます。
ペイント3Dの起動方法
従来のペイントはWindowsメニューの「w」の「Windowsアクセサリ」に入っている「ペイント」で起動できましたが、ペイント3Dは場所が違います。
ペイント3DはWindowsメニューの「へ」の中にあるペイント3Dで起動します。
また、従来のペイントを起動すると「色の編集」項目の右側に「ペイント3Dを開く」ボタンが出来ています。
これを左クリックしてもペイント3Dが起動します。
ペイント3Dでアイコンを作る方法
ペイント3Dが起動したら上部のメニューの「キャンバス」を左クリックします。
透明部分のあるアイコンを作るには「透明なキャンバス」のスピンをオンに切り替えます。
次に「キャンバスのサイズ変更」で目的の幅と高さを指定します。
これでアイコンの大きさが設定出来たので、編集し易いように上部のメニューの拡縮バーで拡大縮小します。
次に絵を描きます。
上部メニューから「ブラシ」や「テキスト」を選び絵を設定します。
絵を設定出来たら上部メニューの1番左の「メニュー」を左クリックします。
メニューが切り替わるので「ファイルとして保存」の「2D-PNG」を左クリックします。
保存先選択ウインドウが出るので、好みの場所に名前を付けて保存します。
最後に拡張子を「.png」から「.ico」へ変更すれば透明部分付きアイコンの完成です。