Windows10ではショートカットファイルにアイコンを設定する事ができます。
このアイコンに使うファイルを自分で作るには、フリーソフトなどで作成する事ができますが、実はWindows10のデフォルトの機能でも作る事ができます。
ただ、ちょっとだけコツがいりますが…
今回は、そのアイコンを作る方法を記しておきます。
Windowsペイントでアイコンを作る方法
まず、Windowsペイントを起動します。
Windowsメニューの「Windows アクセサリ」の「ペイント」から起動するか、ルーペマークから検索窓を出し「ペイント」と入力し現れたアイコンから起動します。
ペイントでは32×32サイズの画像を用意します。
これをBMPファイルの24Bitで保存します。
保存するには上部メニューの「ファイル」を左クリックするとメニューが開かれるので「名前を付けて保存」を選択し、「BMP画像」を選択します。
Bit数はファイルの種類の項目で指定できますので24Bitにして保存します。
保存したら拡張子を「.bmp」を「.ico」へ変更します。
これでアイコンファイルの作成完了です。
まとめ
ペイントの機能だけでもアイコンを作る事は出来るのですが、透明部分を持つアイコンは作れないようです。
2017年10月以降のWindows10のアップデートで追加された「ペイント3D」を使えば作れるようになりました。
作り方はWindows10で透明部分付きアイコンファイルを作成する方法を参考ください。
また、要求される場面に合わせて自動で表示するサイズの絵を変更するマルチアイコンという機能を持ったアイコンもありますが、そちらはペイント3Dでも作れないようです。
無償で作るならGIMPという絵を描く為のアプリケーションで作る事ができます。
詳しい作り方はGIMPでWindows10用の透明部分を持つアイコン作る方法を参考にしてください。
また、ショートカットにアイコンを設定するにはWindows10で.Vbsファイルや.Batファイルのアイコンを変更する方法を参考ください。
設定したアイコンの名前を変えたり、位置を変えたり、削除したりすると設定が外れるので注意しましょう。