マウスレコーダーは再生ボタンを押した時に記録した動作を再現します。
通常、繰り返し処理をするには、処理が終わったら再生ボタン押す事になります。
しかしマウスレコーダーには、それ以外に何度も同じ行動を繰り返すように設定する方法があります。
For ~ Next-For
指定した回数をEVENT項目のForとNext-Forで囲った間で繰り返しします。
使うには、まず変数を定義します。
EVENT項目に「Set」と入力します。
すると変数名という項目が現れますので、ここに例えば「n」といった変数を入力します。
次に、繰り返し処理を行いたい部分に空の行を追加し、その空の行を編集します。
そしてEVENT項目に「For」を入れます。
すると「繰返し条件」という項目が出現するので、ここに例えば「n;0;50;1」のようなパラメータを入力します。
最初に変数を、次に変数の初期値、その次に変数の限度、最後にループする度に足される値を「;」で区切って入力します。
最後に、処理を繰り返ししたい部分に「Next-For」を挿入します。
これを入力するして、再生ボタンを押すとループされます。
今回の例の「n;0;50;1」ではnが0で始まり、ループする毎に1づつ増え、50になるとループから抜けます。
他にも「Exit-For」というEVENTでループから抜けさせる事もできます。
Do-While ~ WLoop と Do ~ Loop-While
For以外にもループさせる命令はあります。
Do-While~WLoopとDo~Loop-Whileです。
この2つは条件式を満たすまでループし続ける物です。
Do-While~WLoopは最初にループするかを判定し、Do~Loop-Whileなら最後にループを抜けるのかを判定します。
どちらもExit-Loopで途中で抜ける事も出来ます。